Her Majesty The Queen's lying in state (一般弔問)
お久しぶりです!
アイスランドの記事から随分と経ちます😅
(しかもまだ全部書ききれてない...)
2022/09/15
8日に逝去されたエリザベス女王2世を追悼するため、棺が安置されたウェストミンスターホールへ行ってきました。
14日の夕方に棺がバッキンガムパレスからウェストミンスターホールへ移動されてこの日は2日目。
前日に義ママへ行ってくる事を話すと
「ものすごい列になるわよ。覚悟して行ったほうがいい。」と言われたので、過去のキングジョージ6世の一般弔問の様子をYouTubeで見たら、たしかにすごい列...😦
持ち込めるサイズの鞄や物等を下調べし
列の最後尾をYouTubeでチェックするとLondon Bridge周辺。(14日23時時点)
明日には少しでも短くなってる事を祈って就寝。
- 15日 5am
列をチェックするとBlackfriars周辺に短くなってた!すぐに友達に連絡しBlackfriars駅で合流することに。
駅に着いたのに全然最後尾が見つからず...え?
とりあえず歩き続け...テートモダンも通り過ぎ..まだまだ川沿いを歩く。
ちなみに写真の右に写っている水色のジャケットを着た人が列のスタッフ。
何か体調不良などあれば、この人らに言う。
- 7:30
先に着いた友達は列にもう入ってくれてて、ようやく見つけたのが、お土産屋のRed Bus Shop横。(Southwark BridgeとLondon Bridgeの間)
London Bridgeで降りたほうが早かった🙂
どれぐらい待つか測るため
1時間ごとにアラームをかけることに。
でも思った以上に列はスイスイ動いて
赤★スタート(7:30)
↓
青★ (8:30)
↓
緑★(9:30)
と順調に進んでった!!
友達と朝ごはんのパンやら食べながら話とったらあっとゆーまに経過!
川沿いにはカフェやトイレもたくさんあって
友達も途中で列抜けてカフェへコーヒーを買いに。
自分が今いる位置を教えて戻ってきたり、誰かが列に残っとれば列を抜ける事も可能。
1人だと難しいから、どうしても抜けたい。てなったら後方の人に声かけて戻ってくるとかがいいかも。
緑☆周辺でピンクのリストバンドが配られた。
これをつけてないと中には入れんルール。
ロンドンアイ周辺からスタッフが
「腕上げてリストバンド見せてー!」て
合間合間に呼びかけてくる。
自分らの前に1人で並んでた女の子、
まさかのリストバンドもらい忘れてたの気づいて
途中でスタッフにもらえないか聞いて列から外れたけど、自分らがウェストミンスターホールに到着するまで戻ってくることはなかった...😨
(半分まで来たところで列に入れてもらえんかったら悲しすぎる...😱)
リストバンドは必ずもらう事を忘れずに。
緑★( Waterloo Bridge )からビッグベンが見える
Westminster Bridgeまで30分で到着!
(この時点で10:00)
ここまでずーっと列は止まる事なくスイスイ動いてた。
ウェストミンスターホールへ行く最後の橋
Lambeth Bridgeを渡る手前の左側に多くの取材者達がおった。みんな列の長さをここで写して伝えてた。
とうとう最後の橋を通過!
ウェストミンスターホールとビッグベンが見えるね!
各場所に立っているスタッフさん達も
「あと少しだよ!!よくここまで待ったね!」て盛り上げようとハイタッチしてくれたりみんな笑顔😊
この時点で10:30(スタートから3時間経過)
ここからがなかなか長かった!!!!!
ロープで柵が作られててぐにゃぐにゃしとるここ!!
仮設トイレもたくさんあって、ここでトイレに行っとる人も多かった。
そしてスタッフが食べ物や飲み物のゴミを回収。
もう少し長く待つかな。て思って持ってきてたパンも食べきれずここで廃棄。
開けてないお菓子とか大丈夫かなて思って一応聞いたけど「ダメ」て言われて、そのままゴミ箱へ放り込まれた🥲
未開封なのに!もったいない!!
食べとけばよかったー!!!!😭😭😭
みんなここで一気にパンやらお菓子食べとった笑
結構skytvやらいろんな局から取材を受けとる人も。
ようやくあと少し!!
セキュリティチェックに入る前に2時間経過してた。
スタートから5時間。
写真左側の白いテントがセキュリティチェック。
空港みたいな感じで荷物をカゴに入れてチェック。
コンタクト用の目薬(残量5mlも残ってない)のも一応液体じゃし、大丈夫ですか?て聞いたら
「ダメ。持ち込めんねーここで捨ててもらいます」て。
ドライアイなのに...目薬ないと困るんです。
て言っても「薬局でまた買って。ごめんね」て言われて結局捨てることに。
空港のセキュリティよりも厳しいよ😵
いかなる液体(香水とかアルコールジェル、化粧品等)も食べ物も一切ダメ。
友達もマイボトルに水入れてたけど、中身だけ捨てて空に。
もちろんBBCのサイトとかに何が持ち込めるとか禁止とか書いてあって把握はしてたものの、未開封とか目薬さえもダメなんて😬
まぁあんだけ人がおればテロが起きてもおかしくないし、女王を拝見するとなればあれだけのセキュリティは必須よね。
何もかも徹底しててすごかった。
そしてセキュリティを超えたらもう入り口は目の前。ようやく!!
でも常に列が動いとったけーか5時間も経った感じはせんかった!
携帯はマナーモードかオフに。
(もちろん中は一切撮影禁止)
初めてウェストミンスターホールへ入った。
天井は木で作られてて、バックには大きなステンドグラス。
前日までは中の列は2列になってたけど、途中で人が多くなってきたから4列になってた。
写真黄色の矢印の方から入場して
女王を1番近くで拝見できるのは2番目か3番目。
スタッフも空いているところへて招いてたから
自分らは2番目に並んだ。
女王の直線上には立たないように空けられてたり、静寂したホールの空間、王冠の輝き、ガード達、そして目の前には女王が眠る棺。
全てに鳥肌が立ちっぱなしだった。
家族や夫がBBCのLive配信で、自分らが女王へ挨拶、お祈りしてる姿を見ててくれてた。
膝を曲げて腰を低くする人もいたり、首だけ下げる人もいたり。
自分は日本人だからお辞儀して手を合わせた。
目の前に女王が...と思ったら緊張もした。
6月にJubilee 70周年のお祝いパレードに行ったばかりなのになぁ...と。本当に逝去されてしまったんだと思うと悲しくもなった。
出口へ向かって歩く途中、警備の人が止まってて合図してたから何だろうと思ったら
ちょうどガードが入れ替わる時間で、すごい近い距離でガード達を見れた!!
ラッキーすぎる!
2回音が鳴ると今ついているポジションのガードが石化から解けたようにムクっと顔を上げて移動し、新しいガードが入れ替わる、そしてまた2回音が鳴ったら新しいガードが下を向いて銅像になったように固まる💂♀️
かっこよすぎん??
イギリスの文化、伝統ある行事、歴史に残る瞬間を体験し王室の凄さを目の当たりにし、本当に感動した。
一生に一度の事だし、5時間待った以上に価値ある時間だった。
女王は亡くなった後の事も生前に考えて計画を立ててガラス張りの霊柩車も自ら設計に携わったって。常に国民との距離が近く、こんな貴重な体験、そして女王を棺越しからではあるけど追悼できる機会があるのも、女王のおかげ。
全てに感謝。
96歳。70年も国の為に尽くしてこられて、亡くなる前にも新しい首相にもお会いして、最後まで現役で本当に偉大で尊敬できる女王。
歴史そのもの。
天国ではフィリップ殿下と再会して大好きなコーギーとゆっくり休まれてほしいな🫖
今からお札のデザインも切手も変わるし、国歌も「God save the King」に変わる。
でもお茶目でユーモアあるエリザベス女王がイギリスのイメージ、イギリス = エリザベス女王なのはいつまでも変わらん🇬🇧
休憩中のガード達☺️
ビッグベンバックに警察官と写真も撮った笑
この後に花を買ってバッキンガムパレスへ献花してきた。
女王が世界中から愛されていることがすごくわかる。
久々にFish & Chipsも食べた😋
朝からずっと座ってなかったから座った瞬間、ようやく休めたー!て感じ🥹
今回15日の朝から並んで5時間で行けた事は1番短いよ!てスタッフも言ってて本当にタイミングが良かった!
今は18時間待ちとかにもなっているらしい...😨
でもそれだけ待ったとしても本当に価値ある瞬間、女王を最後に目にする時間だと思う。
19日の国葬は祝日になってるから
夫と家から中継を見る予定。
貴重な体験でした。👑🙏🏻💂♀️🇬🇧💐